千葉県市川市の自律神経治療

こんにちは。メディカルプラザ市川駅、爽快鍼灸院です。

今回のテーマは「免疫カの要は自律神経⁈」です。

日頃よく話題にのぼる自律神経ですが、はじめに簡単に復習しておきましょう。自律神経は、意識することなく、私たちのからだの機能を維持するために、24時間働いてくれています。
自律神経は交感神経と副交感神経からなりますが、車でいえば、交感神経はアクセルで、副交感神経はブレーキです。つまり交感神経が優位なら興奮状態、副交感神経が優位ならリラックス状態のイメージです。その基本を踏まえて、自律神経が専門の順天堂大学医学部教授、小林弘幸先生著「眠れなくなるほど面白い自律神経の話」(日本文芸社2020年発行)からご紹介させていただきます。
私のたちの体は「免疫」というシステムで守られていて、たくさんの「免疫細胞」が働いています。
白血球、キラーT細胞、マクロファージたちが、体の中で、細菌やウイルス、ガン細胞などと、闘かってくれています。
小林先生によると、その免疫細胞の70%が人の腸の中にあるそうです。
言い換えれば、腸内環境の善し悪しで、免疫力が左右されることになります。
交感神経が優位になると、細菌を排除する顆粒球が増え、副交感神経が優位になると、ウイルスを排除するリンパ球が増えるそうです。

しかしいずれも過剰になると、弊害が起こります。まず顆粒球が増えすぎると健康維持に必要な常在菌まで排除しますし、リンパ球が増え過ぎるとアレルギーをおこしやすくなるそうです。やはり自律神経のバランスが大切ですね。
では、自律神経を整えるには?
生活リズムを整えることは何より大切です。さらに、小林先生によると、自律神経の原料となる栄養素は、良質のタンパク質で、特に動物性タンパク質がおすすめだそうです。
ただ動物性タンパク質には脂肪も含まれていますので、むやみに取り過ぎてしまうと腸内環境の悪化にも繋がります。
ではその対策は?
小林先生によると、脂肪の酸化を防ぐ「抗酸化成分」といっしょにとると大丈夫だそうです。
野菜や果物に豊富なβカロテン、ビタミンC、ビタミンEや、ポリフェノールも「抗酸化成分」ですから、たとえば、ステーキの付け合わせに野菜サラダ、焼き魚の付け合わせに大根おろしならOKです!そして、デザートにフルーツも添えてください。これなら無理なく継続できそうですね。

さて自律神経の不調をお感じの方、鍼灸施術は自律神経の調整に役立つといわれています。
ぜひ一度ご相談くださいませ。

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