こんにちは。メディカルプラザ市川駅/爽快鍼灸院です。
前回は「イライラ」と付き合い上手!と題して主に、「6秒待つ」ことの大切さについてご紹介しました。「6秒待つ」つまり「即座に反応しない」ことは、頭では分かっていても難しいという方も多いと思います。
今日は切り口を変えて、「怒りやイライラの発生のメカニズム」について、アンガーマネジメントコンサルタントの安藤俊介さんの著書「まる得マガジン、イライラしない怒りのセルフコントロール術」(NHK出版)のテキストをもとにお話しさせていただきたいと思います。
少しイラっとすることがあっても、普段の状態なら、一気に「怒り爆発」となることは、まれかと思います。ではどういうときに「怒りのエネルギー」が増大するのでしょうか。まずは、「怒りのエネルギー源」から考えてみましょう。
①怒りのエネルギー源とは?
「怒り」を感じたときに、マイナス感情、例えば「辛い、苦しい、悲しい、虚しい、悔しい、不安、不満、疲労感、焦燥感…」などを、元々多くもっていると、大きな怒りになりやすいといわれています。
つまり、普段から、これらのマイナス(ネガティブ)感情に気付き、早めに対処、解消して、溜め込まないようにすれば、怒りのエネルギーを軽減させることができるはずなのです。
ところで、先日「コンビニの店員さんがお客さんに注意されて、そのお客さんに暴力を振るい大怪我をさせた」というニュースがありました。続報では、本人が「昔から短気」と話したと伝えられていますが、もともとイライラやネガティブな感情が溜まっていたところに、お客さんのひと言で火が着いたとも考えられますね。
「怒り」のきっかけとなることはささいなことでも、一旦着火してしまったら鎮火させるのはたやすくはなさそうです。だからこそ、ため込まないことが重要ですね。
②「べき」という意味づけ
「こうするべきでしょう、常識よね」よく耳にすることばですが、この「常識」のとらえ方は個人によってかなり異なると考えられます。
安藤さんは「自分のあたりまえが他人のあたりまえではない、ということを認識しましょう」とおっしゃっいます。
私たちが通常「個人個人の背景」をもとに「べき」や「常識」の基準の判断をしているならば、一つの事実にであっても、感じかたはひとそれぞれ、その基準が異なるというのもうなずけますね。
③「怒りのメカニズム」の公式
安藤さんによると「怒りのメカニズム」の公式は次のようになります。
「怒り」=「べき」×「マイナス感情、マイナス状態」
これを、ライターに例えてみましょう。
「炎」=「着火スイッチ」×「燃料」
つまり、「べき」は火種となりますので、その大小は「怒り」の頻度、大きさ、発生のスピードを変化させます。さらに、「マイナス感情、マイナス状態」が多いほど、燃料がたっぷりあることになりますので、「怒り」の「炎」はより激しく燃え上がってしまいそうです。
逆に、この「べき」と「マイナス感情、マイナス状態」のいずれか、または、両方とも減らしていくことができれば、「怒り」を小さくして、燃え上がらないようにできそうですね。
「怒りのメカニズム」がみえてきたところで、次回はこの「べき」という「着火スイッチ」を押しにくくする工夫についてお話ししたいと思っております。
さて、長引くコロナ禍で多くの方が、ストレスを溜めやすい状況です。
鍼灸は、肩こり腰痛にはもちろん有効ですが、自律神経の乱れなどからの、不眠、イライラ、疲労感、頭痛、意欲がでないなどにお悩みの方にも、効果を感じていただいております。
「どこが悪いわけじゃないけど、鍼灸受けると、からだがリセットされて意欲がわいてきます。」というお声もいただいていおります。ぜひ一度、鍼灸治療をおためしください。
お一人お一人のお悩みを丁寧にお伺いし、お一人お一人にあった治療、セルフケアーをご提案させていただきます。どうぞ、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
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