千葉県市川市の自律神経治療

こんにちは。メディカルプラザ市川駅/爽快鍼灸院です。

早速ですが、先日、ここ3ヶ月、自殺者数がかなり増えているという大変残念なニュースを目にしました。個人個人、事情は異なると思いますが、コロナ禍の影響は大きいようです。私どもは、ブログでの情報発信や鍼灸施術を通じて、少しでも皆様の心身の健康にお役にたてればと願っております。

さて、今回も、アンガーマネジメントコンサルタントの安藤俊介さんの著書「まる得マガジン、イライラしない怒りのセルフコントロール術」(NHK出版)のテキストをもとに「イライラと付き合い上手」についてお話しさせていただきたいと思います。
その前に前回の内容を簡単に振り返ってみましょう。
「怒りの火種」となるのは、「べき」というこだわりですが、私たちは通常「個人個人の背景」に基づいて「常識」「べき」を判断をしています。このことをふまえて、「自分のあたりまえが他人のあたりまえではないという認識が大切」ということを中心にお話をさせていただきました。
今回は、「怒りにくくする、イライラしにくくする」方法を探るために、まず「怒りっぽい人」と「怒りっぽくない人」との違いを考えてみましょう。
まず前回の「べき」を一つの基準にして、安藤さんは、なにかネガティブな状態がおこったケースで、3重丸を考えるそうです。皆さんも丸を3つ大中小とかさねて書いてみて下さい。
そして
①一番まん中の丸「許せる」
②一つ外の丸「まあ許せる」
③一番外の丸「許せない」
と書きこんでみて下さい。
*ここで一つの事例を考えてみます。待ち合わせのシーンをイメージしてみましょう*

Aさんは、「待ち合わせは、時間より早く来るのが常識、遅れるなんてもってのほか」と思っているとします。Aさんの場合、相手が1分でも遅れたら③の「許せない」になってしまい、怒り出す可能性大、「怒りっぽい人」になりそうです。

次に、Bさんは、「待ち合わせの時間、5~10分の遅れは許容範囲だろう」と思っているとします。つまりBさんは、さっきの3重丸の2つ目「まあ許せる」の範囲がAさんより広いことになります。この「まあ許せる」の範囲が広ければ、対応できる範囲が広がるわけですから、Bさんは、Aさんより「怒り」が生じにくい「怒りっぽくない人」ということになるでしょう。

皆さんは、どちらのタイプでしょうか?ここでは時間に関する許容範囲がテーマでしたが、日常のあらゆる状況に応用できそうですね。

安藤さんは「思い込みや押し付けを減らし譲れるところは譲る。そうすることでイテイラする出来事を減らしていきましょう。」とアドバイスしています。
さらに安藤さんは、「それぞれの人が個人個人の許容範囲を相手に伝えることが大事」とおっしゃっています。
「言わなくてもわかるはず」と思いたいところですが、それは甘えだそうです。
繰り返しになりますがが、人それぞれ、「べき」や「常識」や異なりますから、お互いの「許容範囲」を理解することは簡単ではありません。が、「ここは譲れない」以外は、少し自分の基準を緩めることで、身近な大切な人や付き合っていかねばならない人々とよりよい関係を保ち、ご自身も穏やかな心もちですごせるなら、試してみる価値はありそうですね。

改めて、長引くコロナ禍で多くの方が、ストレスを溜めやすい状況です。

鍼灸は、肩こり腰痛にはもちろん、自律神経の乱れなどからの不眠、イライラ、疲労感、頭痛、意欲がでないなどにお悩みの方も有効です。小さな不調でも一度、どうぞ、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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