こんにちは!メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。
5月24日放映、NHKテレビの「ガッテン」ご覧になりましたか。タイトルは「筋肉!血管!免疫!あの栄養素で体ごと強くなるスペシャル」。ご高齢の皆さんがもっと元気に活動的に過ごすための栄養面のアドバイスでした。
簡単に内容をお知らせしますね。きちんと3食たべている方でも、高齢になると、タンパク質の摂取量が減り、低栄養になるリスクが高まるというのです。高齢になってもタンパク質は体のパーツの大切な材料としてかかせません。タンパク質が足りないと骨折、心筋梗塞、肺炎になるリスクが高まったり、介護状態に移行しやすくなるというデータもあります。
タンパク質の目安は、血液検査の「アルブミン値」で確認できます。この「アルブミン値」が4.0g/dlを下回ると様々な症状がでる危険性が高まるそうです。
低栄養予防に「10食品群チェックシート」があります。毎日食べたものに〇をつけていくと自然とタンパク質が増えてくるシートです。
以上が番組の骨子ですが、もう少し詳しくお話させていただきます。
「健康余命期間を延長する栄養状態の基準」(人間総合科学大学教授、熊谷修氏)として
アルブミン値…4.3g/dl以上が良好な状態、と言われています。血液中のタンパク質の60%はアルブミンです。アルブミンは、肝臓で生成され、浸透圧調節、栄養物質の運搬、抗酸化などの働きがあり、アルブミン値が高い人は筋肉が多いといわれます。
また、「老化遅延のための食生活指針」(日本公衆衛生雑誌)によると、
①動物性たんぱく質を十分に摂取する。
②魚と肉の摂取は1:1にする。
③肉は様々な種類を摂取する。
④油脂類の摂取が不足しないようにする。
を推奨しています。
「中年からの老化予防総合的長期追跡研究」(東京都健康長寿医療センター)でも、栄養、体力、社会活動を老化予防の3本柱としています。
皆さんも、「今どき低栄養なんてあり得ない!」なんておっしゃらないで一度食生活の見直しをなさってみてはいかがでしょうか?
また、眠りが浅い方、眠りをさそう物質にアミノ酸の「グリシン」がありますが、「グリシン」は動物性タンパク質に多いので、タンパク質摂取不足も、眠りが浅い一因かもしれません。
疲れが抜けないかた、眠りが浅い方は、自律神経のバランスが崩れていることも考えられますので、栄養の見直しとともに、自律神経の調整に効果的な鍼灸治療もぜひご検討くださいませ。
*栄養摂取については、持病のある方や、お医者様からご指導のある方は、お医者様のご指示に従ってください。
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