こんにちは。メディカルプラザ市川駅提携、爽快鍼灸院です。
コロナの感染拡大がひとまず抑えられている今日この頃、このまま収束に向かうことを願うばかりです。
本日も日々のイライラを軽減するためのヒントを、前回同様、安藤俊介さん(アンガーマネジメント協会代表理事)の「アンガーマネージメントをはじめよう」(2021年8月15日、大和書房発行)より紹介させていただきます。
さて皆さんは、ご自身の「感情」を「言葉」として相手の方に伝えていらっしゃいますか?
『「感情」を「言葉」で表現するなんて簡単。怒ってたら、「怒ってる」といえばいい。』確かにそうですね。
しかし、「怒り」でも、「ちょっとイラっとした」レベルから「一生許せない大激怒」レベルまで、シチュエーションや、個人によって、非常に温度差があります。
皆さんは、自分の「感情」を表現する「言葉」の意味や重さが、同じレベルで相手に伝わっているかを考えたことがあるでしょうか?
この「感情のレベルの確認」の大切さを、安藤さんは強調されています。
例えば、私が家族に「怒ってる」と伝えたとします。ただ「怒る」の中には、「あきれる」「イライラする」「ムカつく」「腹が立つ」「腹わたが煮えくりかえる」など、いろいろな感情が含まれています。その言葉を発した人が、どのレベルやイメージで使っているかを確認しないと、大きなギャップが生じかねませんね。まずは、家族の間でこの確認をはじめてみましょう。
安藤さんが推奨されるのは、「感情のレベルを示す温度計」です。「人生で一番激しい怒りを10として、一番穏やかなレベルを0」とします。
いま自分は、どのレベルで「感情の言葉」を使っているか、また相手はどのレベルであなたの「感情の言葉」を受け取っているか、これを確認することが重要なのです。
相手の「感情のレベル」が理解できれば、お互いの理解もより深まるはずです。
「言葉を発して伝える」だけでなく、「本当に自分が感じている感情のレベルで伝わっているか」の確認はなかなか難しいと思います。しかし、この手間を惜しまないことが、無用なイライラを生じさせないことにつながるなら、イライラと付き合い上手になるコツといえそうです。
相手への確認が難しい場合は、まずは「今の自分の感情レベルの温度計は何度だろう」と考えて、「そのレベルを相手にどういえば伝わるか」という視点を心の隅に持っておくだけでも、よりよいコミュニケーションに役立ちそうです。
皆さんも、ぜひチャレンジしてみて下さいませ。
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