こんにちは。メディカルプラザ市川駅/爽快鍼灸院です。
前回に引き続き記憶力をテーマに、今回は記憶の定着率を高める工夫についてお話しさせていただきます。
新しい知識や情報を身につけようと、本や資料を読んでもすぐ忘れてしまうとお嘆きの皆様に朗報です。
コラムニストで著述家の尾藤克之さんの記事(PHP Business The21,2月号)からご紹介させていただきます。
まずはじめに、「記憶」の反対「忘却」について「人はどのくらいのスピードで忘れてしまうのか」を表した「エビングハウスの忘却曲線」を見てみましょう。
例えばたった今、あなたがこのブログを読んだとしましよう。そのあとの経過時間で記憶量はどう変わるでしようか。忘れる割合に注目すると以下のようになるそうです。
*1時間後…56%
*1日後…67%
*2日後…72%
*31日後…79%
もちろん対象への興味の度合いにもよるでしようが、一般に1時間もしないうちに入れた情報の半分以上も忘れてしまうのかと思うと少々切なくなります。
しかし、悲観的になる必要はありません。上記の「忘却」にならないように工夫をすればよいのです。つまり、「復習」です。「えー、学生じゃないし、めんどくさいなあ」と言う声がきこえそうですが、とりあえず読み進めてみて下さい。
カナダのウォータール一大学では、「何もしらないところから学習して得た知識を100%とした場合、どのようにしたらこの知識を100%保てるか」という興味深い研究があるそうです。この結果は、以下のように復習の時間をつくると100%の知識の維持が可能とのことでした。
*24時間以内に10分間の復習
*1週間以内に5分の復習
*1ケ月以内に2-4分の復習
「えっ、忘却曲線では、すぐ忘れてしまうのに、たったこれだけの復習でいいの?」と思った方もいらっしゃると思います。これくらいの時間なら少し意識するだけで生みだせそうですね。ほんの少しの時間、復習をするだけで最初に費やした時間がより有効になるとしたら、これはやってみる価値がありそうです。
効率的な「復習方法」は、例えば次のようなものがあるそうです。
①本を読み返す(最初にラインをひいたり、折り目をつけたり、書き込みをしておくと読み返しがスピーディで有効、紙媒体が使いやすい)
②読んだ内容を人に話したり、ブログや記事に書いて紹介する(今まさに私が実行しております!)
③読んだ内容を使ってみる(すべて覚える必要はない。役にたつところ以外は忘れてよい)
「わかったつもり」でいてもいざ人に説明しようとすると上手くいかないのはよく経験されるのではないでしょうか?知識がきちんと自分の中で消化されてない感じかもしれませんね。とりあえず、ご自身にやりやすい方法から「復習」に取り組んでみてはいかかでしょう。効果を感じられたら「覚えること」がもっと楽しくなるはずです!「ちゃんと覚えたつもりなのにー」などとイライラすることが減れば自律神経も整ってきそうですね。
さて、鍼灸施術は全身の血流をより良くし、痛みや不調を軽減していきます。身体の痛みだけでなく、こころの不調改善や、自律神経を整える効果も報告されています。特に不調は感じないけれど、よりいきいきと暮らしたい方もぜひ一度お試し下さいませ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご予約・ご相談は お電話 047-326-3514
または オンライン予約(24時間受付)まで
鍼灸関連ホームページは下記をクリック
はりプラザ(爽快鍼灸院)の情報ページ
メディカルプラザ市川駅/爽快鍼灸院の情報ページ