こんにちは。メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。

前回ご紹介しましたのNHKTVの番組「東洋医学ーホントのチカラ」は多くの反響があり、TVで紹介された医療機関や鍼灸院は予約が殺到したと伺っております。せっかくの機会ですので、もうすこし具体的に鍼灸治療についてお話させていただきます。

まったく経験のない方が鍼灸を検討する場合、鍼灸がどんな症状に効果が期待できるのかは大きな関心事ではないでしょうか。今日は効果を実感されたケースをいくつかご紹介して参りたいと思います。

まず、「鍼灸の治療の効果」について厚生労働省の資料でみますと、

①活動性の回復、向上

②ＡＤＬ（日常生活動作）の向上

③転倒予防、活動範囲の拡大

④抵抗力、免疫力の向上

⑤睡眠の質などの改善

⑥うつ症状の改善

⑦認知症の予防と改善　　などがあげられています。

では、早速事例をみていきましょう。

《事例1》

26歳　会社員　男性

主訴ー頭が痛い。両頸、両肩、肩甲間部が凝り痛い。目が痛い

（仕事でパソコンを使う。慢性的に頭痛、両頸肩に痛みと、凝り。ブロック注射を20回施行後、かかりつけ医より、はり治療へ紹介）

評価ー神経根症と頸肩の凝りに伴う緊張型頭痛と判断

治療ー27日間に、計3回の鍼治療を受けて、頭痛、凝りが改善した。

《事例2》

76歳　農業　男性

主訴ー右ひじ関節の外側が痛い

（5か月前から時折、右肘外側に痛み。1週間前、肘に急激な痛み、肘をまげたり、手で物をつかむのも激痛）

評価ー所見検査などから右上腕骨外側上顆炎と判断

治療ー29日間に計6回の鍼治療を受けて症状は緩和した。

《事例3》

62歳　会社員　女性

主訴ー左腰と背中が痛い（昨夜、腰から背中が痛み、全く眠れなかった。歩行も困難）

評価ー診察所見ヵら急性腰痛症と判断

治療ー3日間、計3回のはり治療で完治

《事例4》

47歳　会社員　女性

主訴ー右耳鳴り、めまい

（約1か月前、右耳鳴り、めまいを発症。病院でメニエール病ではないと診断され、薬処方されたが改善しない）

評価ー頸肩部の硬結、血行不良による耳鳴り、めまいと判断

治療ー約30日に計8回のはり治療で、耳鳴り音が減弱、めまいも軽減

皆様、いかがでしょうか？

ここで紹介させていただきましたのは、治療のごく一部です。

気になる症状があるかた、「こんなの鍼灸で改善するのかなあ」と思ってらっしゃる方、是非一度お電話で結構ですのでお尋ねくださいませ。

＊挿入画は、当院ご利用の越後谷マユ子様の「花かげ（千鳥ヶ淵）」です。挿入画の桜は春ですが、この秋は塩害で、季節外れの桜が咲いたところもあるとかで、驚きました。

（事例は公益社団法人、日本鍼灸師会発行の「科学も認める　はりのチカラ2」より引用しました）

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