こんにちは。メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。
急に深まってまいりました。皆様、気温差の大きい時期でもありますので、夜更かしや不摂生で体調を崩さないようにご注意なさってくださいませ。
ところで、9/24の夜NHKで放映されましたスペシャル番組「東洋医学のホントのチカラー科学で迫る鍼灸、漢方薬、ヨガー」ご覧になりましたか?
腰痛、肩こり、逆子、脊柱管狭窄症、頻尿、美容などに対する鍼灸治療が紹介され、さらに海外では、アメリカ軍が戦場で耳鍼治療を活用している話題や、アフリカで、自己免疫力をアップし結核の回復力を高める為に足三里のお灸の普及に力を入れている話題が紹介されました。WHOでも多くの疾患に鍼灸治療の効果が認められており、世界各地で鍼灸治療がますます人々のより健康な生活に貢献していくことと思います。番組で紹介されたツボは当院でもセルフケアでお伝えしております。お気軽にお尋ねくださいませ。
さて鍼灸治療は、「身体の中の滞りをなくし、血流を改善する」効果があると言われますが、この血流と自律神経の関係を見てみましょう。
血流は自律神経によって調整されています。基本的に交感神経が優位に働くと血管は収縮し血圧は上がり、血流が早くなります。また副交感神経が優位に働くと血管は弛緩し、広がって血流が多くなります。自律神経がバランスよくコントロールされていれば、この血管の収縮と弛緩が交互に起こって、よいリズムで血液がながれます。
しかし、たとえば交感神経が亢進しすぎると、血圧が上がり血管が細くなって流れにくくなり、また副交感神経が亢進しずぎると血管がゆるみすぎて、血流が滞ります。自律神経のリズムが崩れてしまうと、血流の滞り、さらに血栓ができやすい状態を招いてしまいます。
血液は、身体のすみずみの細胞まで、酸素や栄養や免疫細胞まで運んでくれていますね。これらの物質の運搬が滞ってしまうと細胞の元気がなくなり、免疫力も低下し、さまざまな身体の不調につながっていきます。ですから血流状態をよりよく保つことは健康のために大変重要です。
自律神経は意識的にはコントロールできないものですが、自律神経のリズムを崩す要因を取り除くことで結果的に整えられると考えられます。
今日は睡眠の質を良くすることで、自律神経と整えるヒントを「まんがでわかる自律神経の整え方(小林弘幸著、イーストプレス発行)」からお伝えします。
(1)夕食は寝る3時間前に、ゆっくりとよく噛んで食べる。遅くなる時は量を少なめに。(寝る直前に食べると脂肪が蓄積され、睡眠も浅くなるため)
(2) 就寝の30分以上前に、スマホやPCは止める(ブルーライトが交感神経を高めるため)
(3)入浴はシャワーでなく、湯船に(39-40度位)15分入るが、はじめ5分首まで、次は10分みぞおちまでがおすすめ。(42-43度だと交感神経が亢進して寝付きにくいため)入浴中、または後でコップ1杯のお水をのむ(発汗するため)
(4)布団に入ったらゆっくりと呼吸に意識を向けて、4秒で吸って8秒で吐くを繰り返す
以上全部でなくてよいので、出来るものから実践してみてください。質の良い睡眠、さらに自律神経のコントロールに役立つはずです。是非今夜からお試しくださいませ。
挿入画は当院ご利用の越後谷マユ子様の「わが街、江戸川の夕映え」です。
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