千葉県市川市の自律神経治療

前回は夏の風邪について、前々回は夏の冷えについて書かせていただきました。

夏場に健やかに過ごす上で体を冷やさないことはとても重要です。

 

そのための一つの方法として「お灸」という療法があります。

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お灸には種類が幾つかありますが、大きく分けて直接肌に艾(もぐさ)をすえるものと、肌に直接艾をすえないものがあります。

 

直接肌に艾をすえないお灸には一般の方で手に入るせんねん灸や艾を生姜の上にのせて肌に付けるしょうが灸、またにんにくを使ったにんにく灸などがあります。

 

ドラッグストアなどで購入できるせんねん灸には一般の方がご自宅で気軽にできるように説明書やツボの位置が書かれているものが添付されていますので、使いやすいかもしれません。

 

お灸をする部位はツボの場所と厳密に一致していなかったとしても、冷えている部位や筋肉がこってつらいような部位を狙っていただければ十分効果は期待できます。

 

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その部位を温めて、適度な熱刺激を体に送ることが目的ですので、昔の子どものお説教のように熱くても我慢しなければならない、ということはありません。

 

温かくて気持ち良いくらいから少しジリジリ熱くなってき始めたら灰皿などに取りましょう。あまり温かさを感じなかった場合は同じ部位から1cmくらいずらしてあと2,3回お灸をしてみましょう。(全く同じ部位に何度もお灸をしてしまうと火傷する可能性があるため)

 

お腹や足首が冷えている方、長い時間冷房の強く効いた場所にいる方はぜひお試しください。

 

 

鍼灸 山中

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