こんにちは!メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。
唐突ですが、なぜ人は病気になるのでしょうか?今日は、この問いに、東洋医学の立場から答えてみたいと思います。
東洋医学では病気にならないように人が持っている自分の体を守る力を「正気(せいき)」、病気の原因を「邪気(じゃき)」と呼びます。
「正気」は抵抗力や、自己治癒力と同じようなものと考えられ、外敵が侵入するのを防ぎ、また侵入したら闘います。「正気」がしっかりしていれば、「邪気」に攻撃されて体内のバランスが崩れたとしても元に戻すことができ、病気になりません。また、たとえばインフルエンザなどの感染源があっても、感染する人と感染しない人がいますね。これは個人個人の持つ「正気」のパワーが異なるためです。「正気」が「邪気」に負けた時に人は病気になる…東洋医学ではこのように考えます。
ですから、治療の原則はいたってシンプル。この体を守る「正気」をパワーアップして、「邪気」を追い出してしまえば良いのです。
体を守る「正気」もパワーを決めるのは、「気」「血」「津液」「精」の4要素です。この4つがバランスよく正常に循環していれば「正気」が充実し、病気にかかりにくいとされています。
まず、「気」は生命エネルギーの源になるもので、臓器や組織に影響を及ぼすとされています。「気」は「血」と「津液」を合成し体内を巡ります。「気」の働きは、体表面の保護、栄養の運搬、体を温める、体液の漏れを防ぐなどで、生命活動を維持します。
次に「血」は「けつ」と読み、血管の中の液体で体中に栄養を運びます。西洋医学の血液と同じではありませんが、似たものととらえてよいでしょう。
「津液」は体の中の「血」以外の全ての水分で組織の中にある水分や、汗、涙など体外に出る水分を言います。全身に分布し、体を隅々まで潤します。
「精」はスタミナ、体力のイメージです。人が両親から受け継いだ「先天の精」と、生後食物から取り込んで吸収した栄養から作られる「後天の精」よりなります。「先天の精」は生後減っていく一方なので「後天の精」でしっかり補うことが肝心になります。
以上4要素からなる「正気」が不足すると「邪気」に負けて、病気になりやすくなるとお話ししました。皆様の「正気」のパワーはいかがでしょうか?
皆様の「正気」の充実を、当爽快鍼灸院は力一杯応援させていただきます。
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